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フェースブックの分割議論

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フェースブックの分割議論がでている。政権の交代と、ステーブルトークンの発表の後だ。米国では、金融側と事業会社の分離がコモンセンスになっているなかでもあるので、根回しをしないままに、シニョレッジの周辺でもさわりにいくのは、微妙なのかというのと、オバマ政権はFBに友好的のようでもあり、政権交代前後での動きも、ある。

フェースブックは、ある大統領の元では、素晴らしいといわれ、別の大統領の元では批判された。インターネットはメディア・medium なのであって、そのメディアへの期待は、そのメディアが移す世界のリーダーへの評価を写すと、シリコンバレーの著名投資家は語った。

アントファイナンスの上場を取り下げるのは、リーズナブルな気がしたが、一方の米国は、分割までして、どのようにサンクションを実行するのだろうか。マークザッカーバーグ氏のいうように、サンクションをするのにSWIFTに代わるシステムにもグリップを聞かせておくべきなのではとはおもう。でなければ、多くの人や組織に、防げた犠牲を強いることになるからだ。

ステーブルコインやインターネット上のSWIFT対抗の出現について、シージンピン氏率いる中国が、少しそこを遠慮したかに見える状況で、お互い様子見るというのであれば、なかなか世界はプルーデントな、思慮のある状況かと感じる。一方で、分割については、現実的には、アリババやテンセントのプレゼンスに対峙するには、分割している場合ではないのは明らかにみえるのだが。

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