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医療費の情報開示

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財政を圧迫しているもののうち、年金等は、若者にもねずみ講と揶揄されているが、医療費については事前コミットしているわけではないので、改善が可能のはずだ。

まずは、事実を捕捉していくことが必要だ。月一回の定期的な記録しかない年金ですら帳簿が整理されていないということだったので、医療費の流れについて捕捉することは、現在の日本政府の業務能力では、到底むつかしいことなのかもしれないが、郵便局よりの効率のいい民間の配達サービスができるわけだから、それと比較すると、医療費の内訳のトレースの方が簡単のはずだ。実際に移動するのは薬や機材程度なのだし、ものすごく急いで時間通りに配達する必要があるのものは輸血や移植などを除けば限定的だろうからだ。

データが整理できれば、ざっと3分の1ぐらいの医療費は削減できると、シリコンバレーの集まりではいわれている。この状況は、米国も同じだということだった。過去と現状を恥ずかしがらずに、むしろここから率先して、日本の行政執行能力の優秀さを世界に示すチャンスだととらえよう。

プライバシーを守り、どの病院かとかも伏せていいので、まずはテーブルにのせて、まともな産業人に、どこを効率化できるのかを考えさせれば、一日もかからぬ間に、財政はかなり改善することだろう。そのために、具体的には、東京都内の住民のうち、あるいは関西圏名古屋など、人口比でもいいのだけれども、全く抽選で1000人ぐらいあつめた会合を開くだけでよいだろう。日本の歴史上大変ROI効率のよい投資となるだろう。ただし、統計でよいので、すべての項目の原価まで開示されることが必要だ。

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